梅雨前の晴天の元、
兼ねてから準備していた畑にサツマイモの苗を植えました。
近所の畑を間借りして、
始業前に雑草を引き、耕し、畝をマルチで覆って・・。
一週間ほどの朝の畑仕事でした。
マルチは地中のイモの割れ防止になり、
さらにマルチの上に土を被せると葉の焼け防止になり育成がよくなるとか。
近所にはそんなことを教えてくれる心強い畑の先生がいます。
その畑の先生が引っ越す家(京北内)のキッチンを作らせてもらいました。
地元の杉の柾目を前板に使用。
脚元の大部分はオープンとして、
左端、ガスコンロの横スペースはキャスターで引出し可能なスパイスカーゴを収納。
杉の赤身に真鍮の引き手が映えます。
搬入は来週辺りの予定。
古民家を先生自らが中心となって改装し、
ようやくゴールが見えてきたところのようで、
こつこつと我が棲み処を形作る苦労、愉しみ、察して余りあります。
そして続けての製作も地元の方へ。
着付けの先生の着物収納です。
各種沢山の着物を収納し、
それらがどこにあるかわかるように、
上半分以上はオープンの棚にします。
その他ヒアリングで得た細かい要望を盛り込みます。
ものづくりの欲求に加えて、
手に入れた技術で身の回りの人たちの幸せに役立つ仕事がしたい、
という気持ちも仕事のモチベーションの一つになっています。
自然でシンプルな形の「地域密着」。
秋においしいサツマイモがとれますように。