着物収納

少し前に、完成した着物収納を納品しました。

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外装、引出しの前板は京北近郊のヒノキ。
棚板など内装材は桐で製作。

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もちろん畳紙(たとうし)のサイズぴったりに製作。

ご注文いただいたお客様は旅館業をされていて日常的に着物を着られる方で、
日々の着物の出し入れ、シーズンオフのものの収納など、
多種な収納用途にそれぞれ応える、理想の着物収納を目指しました。
プランニングの段階では、お客様が実際どの程度の収納量を求められているか見えなかったので、
本体は分割式に
引出しや棚板も一杯、一枚単位で見積もりを出し、
希望によって自由に増やしていける方式を取りました。
このやり方は今後の箱もの家具の製作提案にも生かしていけるやり方だと思いました。

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特によく着る着物は簡易に折りたたんでハンガーに吊るしたいとのことだったので、
仕上げにオリジナルハンガーも作りました。
片側から掛けられる形状。
強度が得られる木取、仕口で、丈夫なものになりました。

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納品を手伝ってもらった妻から早速自宅用の製作依頼が出ました。。
納品した着物収納を作った動きがまだ体の中にある内に、かかって行こうと思っています。

 

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