diary

箱物

最近の作例。
久々の箱物です。

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ホワイトオーク材で製作。
外装を黒ステインで着色後、オイル塗装。
怪しく黒光りしてます。
東京のとある骨董屋さんの収納に使われるとのことで、
指定されたサイズに引き出しを区切りました。

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ホワイトオークというと硬くて加工しづらく、
人工乾燥による干割れが混じる、
修行時代の悪印象を引きずっていましたが、
今回使用した材は割りと良質で、
ナラに近い質のものが多くありました。
目の細かさでは日本、ロシア産のナラよりも大分荒くて、
カンナがけにはかなり苦労する硬さではありますが、
昨今のナラの流通量の厳しさを考えると、
北米材を賢く取り入れて使うことも一つの引き出しとして、
持っておいても良いな、と感じました。

作品群

「道具展」が終了し、
町の運動会、祭りも終わって、
慌ただしい秋の行事が一段落しました。
この間たくさんの人に会って、
たくさんのお酒を飲んで。
人生謳歌の秋です。
持ち帰った作品を紹介します。
アームレスロッカー
カエデ材

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曲げ木の笠木と後ろ脚の自然な曲線。
背中をしなりながら支えるスピンドル。
素直な形。
コンソールテーブル
ウォールナット、カエデ材

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カエデの白さ、ウォールナットの黒さ。
それぞれの美しさが引き立つように考え、
この形になりました。
今後椅子、鏡などを合わせて、ドレッサーに発展させようかと、
会期中想像を膨らませました。
キッチンスツール
サクラ材

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気取り過ぎない実用的な形。
キッチンにささやかな憩いの場を。
創作は楽しい!
進んで参ります。