このところ日々の仕事は家具製作と小物製作を織り交ぜながら。品目は椅子、豆皿、長皿、お盆、弁当箱など多岐に渡っております。
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そして先日大きな食器棚をお納めしました。
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W2300 H900 D400 栗材
ご近所に住む陶芸家夫妻のご依頼です。年月とともに増えてきた作品を仕舞いきる為になるべく大きなサイズで、凹凸を少なく「ハコ」の印象の棚を、とのご要望にお応えして製作しました。
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自家製材の目の積んだ栗材を使用。国内の広葉樹材は長さが2mほどの丸太が多いのですが、今回は3メートル材をキープしていたものが使い頃になっていてよいタイミングでした。
壁沿いに置かず部屋の中央で置くため、背面も栗材がはめ込んであります。高さはキッチンの高さに合わせた900㎜でカウンターとしての役割も担います。
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自家製材の材がようやく乾いてきて使い頃になり、実際に家具製作に使用できるサイクルが出来つつあります。丸太の状態に応じて用途別に製材するところから管理するので手間と年月はかかりますが、ウッドショックで材の供給が滞り気味な世相を間近で見聞きすると、こういった地道なやり方も確実で意味のある方法だと感じます。