子供椅子完成

お誕生祝いにご注文いただいていた子供椅子が完成しました。

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H700のテーブル対応の子供椅子は作っていましたが、
今回は低座使用。
テーブル対応のものと同様、曲げ木のアームと、優しく削りだした座面が特徴です。
栗材で作ったのでとても軽く、頑丈になるように脚の差込みにはひと手間かけてます。
軽さゆえに子供でも取り回ししやすい!
いろんなとこに持っていって、いろんな遊びに使ってほしい。

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そして、同時進行でアームなしバージョンも作ってみました。

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座面の形は大人用のスピンドルチェアーの形そのままで小さくしました。
これだと大人もちょこっと座れて、重宝します。
どちらの形も、子供椅子といえども手は抜かず、
きっちり仕上げてます。
ずっと使ってもらえることを願って。

夏らしい

 今日は、夏らしい画像を2つ。

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 夏は苦手だけど、夏野菜は大好き。
子供たちも、トマト・きゅうりは特に好きで、
この皿もあっという間になくなりました。
 野菜は旬のものを近くの道の駅で買ってきますが、
この不ぞろいな、大きさもばらばらなのが新鮮に見えます。
日頃、いかにスーパーの均一な大きさの野菜に見慣れているのかを
教えられました。
 この素敵なグラスは、先日「テノナル工藝百職」さんで買い求めた
森谷和輝さんの作。

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 クリアなほうはおひさま、色つきの方は木漏れ日、というタイトルで、
夫婦でそれぞれお気に入りをひとつずつ選びました。
 森谷くんの作品は、つけてるタイトルのせいもあるのかもしれないけど
人工物だとは思えないくらい、自然界に存在するのではないか、と
私には思えます。今は、これに何を入れて飲もうか、にやにや考えている最中です。
 夏の楽しみがひとつ、できました。
(ツ)

籐の張替え

台風一過の京北。

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二日間の激しかった雨風が去り、
置き土産のように庭には小さな蛙が遊んでいます。

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知り合いの方からお借りしていた、
モーエンセンの籐張りのアームチェアーの張替えをしました。
奥が古い籐が張ったままのもので、
手前が張替えをしたものです。

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籐張りはフレームにかかるテンションがきつく、
張り方によってはフレームがよじれるような力が加わるので、
お借りしていたチェアーは左右のフレームのホゾが壊れ、
緩んできていました。
テンションに負けないように頑強な接合にすべきところでしょうが、
デザイン性を求めたギリギリの仕口面積でせめぎあっていることが見て取れます。
よじれたフレームはナラの新材に取替えました。

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シンプルでありながら、
全体のバランスで有機的な印象を与えるモーエンセンのデザインが好きです。

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籐にしても、座面以外にも使用価値がありそうなので、
色々試していきたいと思います。

栗の二本脚テーブル

前回に続き、展示会に出品した家具をご紹介します。
栗材のダイニングテーブル。

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今回は搬入時に便利な組み立て式です。
反り止めには初めて「はしばめ」を採用。
反り止めとしての効果もまずまずといったところで、
なにより、天板下に他の反り止め用の部材をつける必要がなく、
意匠的には幅の広げられる工法だと確認できました。

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栗材は、
大胆な木目でありながら、
色目は端正な白系で、
褐色になっていく経年変化が楽しめる材で、
国産材としては、比較的流通量が安定しているので、
どんどん使って行きたいと思います。
次はその栗を使って子供イスの製作が控えてます。
お楽しみに。

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アサダ材のビューロー、スツール

先日まで新宿で開催されていた展示会に出品していた家具を紹介します。

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こちらのビューローは、昨年秋のグループ展に出品したものに、
内部に小引き出しを付け、同材でスツールも製作し、
セットとしての完成度アップを図りました。

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スツールの座面は籐編み。
天然素材につき、木と同様に経年変化が楽しめます。

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使用したアサダ材は赤身のとても美しい材ですが、
希少なため、常時在庫はありません。
他の材でもお作りできますので、ご相談くださいませ。

展示会の様子

只今、新宿・伊勢丹での展示〜シェーカースタイルの影響展〜、開催中です。

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定番のオーバルボックスや、小物だけでなく、
ダイニングテーブルや、ロッキングチェアーもあり、
現在の我が工房の作品の幅を感じていただけるのではないか、と思います。
会期は来週の23日までです。足をお運びいただける方は是非。

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水面下(?)で進行してきた企画。
日が迫ってきました。
「日本におけるシェーカー・スタイルの影響展」
6月10日〜23日
伊勢丹新宿本館5階 ウエストパーク
修行先との関係もあり、
シェーカー家具と絡めた展示に参加することは多いですが、
オーバルボックス以外では、
シェーカーのカタログからデザインを引っ張ったものを作ってはいない訳で。
このようなタイトルの企画に対して、
どんなものを用意していけるか迷いはありましたが、
いつもどおり、
シェーカーに擦り寄って、亜流のようなものを作るのでなく、
その精神を参考にしつつ、
自分流の家具作りを表現することに徹していきます。

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百貨店での展示は初めてで、
今回はボリュームがでるように色々頑張って作っています。
お近くの方は是非お越しください。

スプーン教室のお知らせ

何年も前から、自宅でこつこつとやってきたスプーン教室。
これからは、どなたでも参加していただけます。
教室といっても、堅苦しい指導はなく、場所と道具をご提供しますので、
思い思いにそれぞれのスプーンを仕上げてもらうという感じです。
毎週水曜日、時間は午前は9:30〜12:00
午後は13:30〜16:00
料金はそれぞれ一回で千円いただきます。
(お茶とお茶請け付き)
また、今月からはランチ付きプランもあります。
京北のおいしいパンやさん、田中店さんが
スプーン教室スペシャルバージョンで作っていただけることになりました!
午前に教室に来て、ランチを食べて帰るもよし、
さらに午後からも続けて頑張る1日コースも可能です。
ランチ付きは+500円です。予約の際に合わせてお申し込みください。
お申し込みはメールで、前日までにご予約ください。
yama-kagu@mopera.net
但し、スプーンは通常は半日では仕上げることは難しいです。
何回も通って来られない方は、一日コースで頑張るか、
半日でバターナイフ作りにするか、をおすすめします。
不明な点は、メールでお問い合わせください。
ものをつくる楽しさ、自分で作ったものを日常で使う喜びを、
分かち合えたら、と思います。興味がある方、どうぞ、お待ちしています。

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ダイニングルーム

前回からまた月日が経ってしまいましたが、
今日は部屋の内部を少し。

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玄関ポーチを進み、引き戸を開けるとダイニングスペースです。
部屋の主役は何といってもダイニングテーブルです。くるみの材で、使って4年目。
まだ4年ですが、いい感じにツヤがでてきました。特別なお手入れは不要です。
使うたび、台ふきんで拭くだけです。
椅子はすべて自工房作ですが、すべて違うデザインのもの。家族それぞれが座りやすいものを
選んで使っています。椅子のおかげで定位置が決まって、食事の準備もスムーズ。
サイズも1500×900㎜で、五人掛けでも充分ゆとりがあります。
子供たちは、宿題やお絵かきもここでする事が多く、重宝しています。
この家の主役といってもいいかもしれません。

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毎回少しづつになりますが、家の造り、ご紹介したいと思います。
また次回をお楽しみに。。。
(ツ)

ビフォーアフター

長らくかかっていた店舗改装の仕事。
ビフォーアフターでアップしていきます。
ビフォー

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アフター

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ビフォー

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アフター

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そしてビフォー

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アフター

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岐阜に友人の焼肉屋の案件で、
オープンの棚、クローゼットを、
クローズドの食器棚、ワインセラー、肉の熟成庫に、
ウォールナットでそれぞれ改装。
金物、真空ガラス、パッキン、塗料など、
副資材の知識をフル稼働して望みました。
時間はかかりましたが、現場取り付けも無事終了。
我ながらかっこいい仕上がりです。

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店内もかっこいいのです。

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岐阜にお寄りの際は、
「焼肉 旬やさい ファンボギ」に!