今年2020年が始まった時、コロナウイルスで全世界が大きな影響を受けるこの状況を誰が予想できたでしょうか。それぞれに目標、希望を抱きそれに向かう日々の中、続いていくであろう日常が大きく変化しました。
変化によって、今まで当たり前だったことの大事さに気付いたり、大事なことの中身についても深く考えたり。忙しく前進するのみの生活の中では持つことのできなかった時間が生まれているのも確かです。
今まさに戦っておられる医療現場の方、実際に感染され大変な思いをされた方の事を思うと、まだ渦中ですので楽観的な教訓として結ぶには早い段階であるとも思います。手は動かし、いつもより多めに立ち止まり、考えることを繰り返していきたいです。
今年に入って重点的に取り掛かっていた新築物件の仕事が大方納まりました。
アイランドキッチン、食器収納一式、洗面代一式、靴箱を製作させていただきました。
アイランドキッチン。
天板は3100×1400のブビンガ一枚板。これだけでまずは主役級の存在感です。
本体は控えめな色目でありながら程よい主張もあるクリ。良い組み合わせです。
取っ手などの凹凸のない構造。食洗機のカバーもクリで製作し、様々な機器を違和感なく搭載しました。
キッチン背面の食器収納棚、吊戸棚。クリ材。
2700の長さの構造に対し、扉、引き出しの前板の木目が連続するように木取りに注意を払いました。2700が取れるクリは入手困難で、ブビンガのキッチンに存在感押されていますが、木取りからしてこちらもかなりの労作です。。
残りの家具はまた改めて投稿します。