山桜のテーブル

大雨の去った京北。
一時は桂川の氾濫も危ぶまれるほどでしたが、
幸いもしもの事態は起こらずに済みました。
消防の詰め所に待機している間も、
テレビの気象図には次から次へと湧いてくる雨雲が映し出され、
途方もない感覚を覚えました。
大雨、地震、何十年に一度の非常事態が毎年のように起こるこのごろ。
自然は雄大であり、容赦ないものだと感じます。
皆さんのお住いのあたりが無事であることを願います。

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さて、
昨日納品させていただいたテーブルです。

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山桜材での仕事が続いております。
特に今回使用したのは岐阜県産の特級材で、
色といい、杢といい、幅といい、申し分ない上物です。
飛騨にある材料屋まで脚を運んで入手しましたが、
そこの社長も、これだけ綺麗な桜はいつでも手に入るものではない、
と話しておられました。
電話一本の発注に済ませずに、
材の表情を見るために材料屋になるべく脚を運ぶことが
こういうよい材との出会いに繋がるのかな、と思っています。

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天板の隅には完成日などをお客様のご希望で刻印しました。

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この材はまだ在庫がありますので、
ご興味おありの方はお早めに!