秋深まる京北。
実を付けるのが早かった分、
色づくのも早い気のする庭の木々。
派手な紅葉ショーはないけど、
ささやかに色づき、朽ちて、散っていきます。
数年後には仲間入りできるよう、
カエデの苗木を植えました。
あれこれとある「作りたかったものシリーズ」の中の一品、
作業テーブルを作りました。
京北近郊ナラ材。
色目は白っぽく、ガシガシ系。
カンナで仕上がるかしらと不安でしたが、
思いのほかスムーズに仕上げられ、
下手なりにも上達してきたか?と悦に入る始末。
乾燥期間は十分。
十分過ぎて虫食いや割れが結構ありましたが、
自分たちで使うのでそれは気にしない気にしない。
脚と反り止め、幕板の接合の様子。
伸びきった吸い付き残に脚が相欠きではまります。
建築で見られるような仕口。
作業台なので構造体が強調されるようなこんな仕口もまた似合います。
スプーン教室など、
ものづくりに訪れた方に使ってもらえるように開放したいと思っています。